恒星は年齢によって明るさと温度が変化します。
青白く見える星の大部分は、質量の大きい若い星です。また、赤い星は質量の小さい年老いた星です。
横軸に表面温度(色)、縦軸に絶対等級をとって星を並べた図をヘルツシュプルング・ラッセル図(HR図)といいいます。
星の明るさは、表面温度の4乗と半径の2乗に比例するため、同じ表面温度の場合、明るい星ほど半径が大きいです。
明るさが同じの場合、表面温度が低いほど半径は大きいです。

主系列星:温度が高く明るい星から、温度が低く暗い星へと帯状に並んでいる星
      重たい星ほど明るく、また青い色で、寿命は短くなる
赤色巨星:赤みを帯びていて温度は低いが、本当の明るさは太陽よりけた外れに明るく、半径が太陽の数十倍も数百倍もある星
白色矮星[わいせい]:恒星が進化の終末期にとりうる形態の一つ
      白くて温度が高いが、明るさが太陽の数分の一しかしかなく、直径は地球とほぼ同じ大きさの星