紙幣の作り方(印刷)
「前回で紙まで作ったけれどその後は印刷ですよね?」
「その工程を教えてください♪」
「まぁまぁ焦るな・・・」
「印刷は、天下の国立印刷局が開発した銀行券印刷機で印刷する。」
「その後、偽造防止技術の1つであるホログラムシールを貼り付ける。」
「そして管理用の記号と番号を印刷する。」
「その後、大判用紙に印刷されたお札を決められたサイズに正確に裁断する。」
「番号ってあの下についてるものですよね・・・」
「でも、紙幣が多くて目が回りそうですー」
「その後は簡単な検査を行うだけだ」
「断裁されたお札を検査、枚数確認、帯かけを行い、千枚束に仕上げる」
「そして・・・」
「日本銀行に納入するために、お札を封包するんだー」
「こ、これで完成ですか?」
「ずいぶんと多くの工程を経てできているんですね・・」
「なんか、感動しました。」
「そうだろう・・・」
「紙幣とはいえ、ここまでの大変な工程を踏んでいるんだ・・・」
「だから、雑に扱ってはいかんぞ!!」
「はい!わかりました。」