光の回折 , 光の干渉
光の回折
回折とは媒質中を波が伝わるときに障害物が存在すると波がその障害物の背後に、 一見すると普通には到達できないような所に回り込んで伝る現象のことを言います。 その障害物に対して波長が大きいほど障害物の背後に回り込むことができる角度は大きくなります。 これも図を見ていただけるとお解り頂けると思います。光の干渉
この場合の干渉とは、複数の波の重ね合わせによって新しい波形ができることです。 互いに相関性が高い波のとき干渉が際立って現れます。 このような波は、同じ源から出た波や、同じもしくは近い振動数を持つ波です。身近な例としてシャボン玉があります。 光が当たると様々な色がついている様に見えますが、実際は透明です。 これは膜の表側で反射された光と裏側で反射された光が干渉しているため起こります。
◎【動画:シャボン玉を見てみる】
・・・シャボン玉に虹のような色が見えます。
◎【動画:回折格子シートを見てみる】
・・・回折格子シートとは、透明なシートに無数の細くて規則正しい溝をつけたものです。光が溝の部分を通過し、 その光が回折して相互に干渉し、光が虹色に見えます。
◎【動画:色づくシートを見てみる】
・・・黒い紙1枚、透明なシート1枚を重ねたものです。
◎【動画:CDの裏側を見てみる】
・・・CDの裏側が虹のような色に見えます。CDの裏側には細かい溝が刻まれているためです。
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