擬態と発展ーCamoufLANDー

擬態作戦
対擬態人作戦

擬態作戦

私達は擬態が及ぼすいい影響と悪い影響を取捨選択する必要があります。擬態という能力を生まれながらにして持っている生物は、対象を前にしたときに他の方法を選択する余地はありません。しかし人間は、擬態という方法以外にもたくさんのことを生み出してきました。ある壁にぶつかったときに、今自分が擬態をしたら、その後自分や自分の周りにどんな影響が出るだろうかと考え、最善の策を選択することができます。未来を見据えて擬態をすることで、擬態が及ぼすいい影響のみを享受できるでしょう。

対擬態人作戦

では擬態をしている人に対してはどうすればいいのでしょうか。いい影響を享受している人には、その人のやり方を参考にしてまねてみる、つまり「擬態に擬態」してみるのもいいかもしれません。けれども、悪い影響を享受している人は、その人が抱える問題にぶつかったまま問題から擬態し続けています。その人にとってみれば、問題だけでなく、問題を解決させようとするものも擬態するべき対象となるでしょう。そのため、問題から隠れている人に対してすべきことは、その問題を解決させる、してやることではなく、その人の苦心や意思を理解し同調することなのではないでしょうか。そして一緒に最善の策を選択することができれば、社会の発展はもっとめまぐるしいものになるでしょう。