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ひきこもりとは
擬態との関係性
ひきこもりとは
元々ひきこもりとは、「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6ヶ月以上続けて自宅にひきこもっている状態」、時々は買い物などで外出することもあるという場合も「ひきこもり」に含めると厚生労働省で定義されており、登校拒否や成長に伴うコンプレックスと平行して考えられていたため、10代20代に多いとされる社会問題でした。ですが現在ひきこもりの長期化、高齢化が深刻なものとなっています。ひきこもり期間が長期化することによって、おのずと高齢化を招きます。長期化自体は、ひきこもり期間、いわゆる「空白期間」によって社会への参加が困難になり、また外の世界への不安がそれを助長することによって引き起こされると考えられています。
擬態との関係性
擬態とは本来、「たとえ対象が目の前にいても気づかれない、または近寄らせない」ことであるのに対し、ひきこもりは「対象の目の前にいることを拒み、近寄らない」ことをいいます。一見この2つは全くの対極にあるように思われますが、実はひきこもりにいたる過程に擬態との関係性が垣間見えるのです。ひきこもりに陥りやすい人の場合、外から危害を加えられたときに、自分の欲望や意思を隠し、対象に気づかれないようにする傾向があります。それが悪い方向に転がることでひきこもりになってしまうと考えられます。 すなわち自分の感情を擬態するという点で、隠蔽型擬態との関係性が伺えます。