税金の使い道

	「では本題に戻りましょうハカセ、なぜ、税金が増えるんですカ？」

	「そうだよ。そもそも、税金って何に使われているのさ」

	「税金っていうのは、私たちのために使われているんだよ...っていってもわからないだろうねぇ」

	「うん！」

	「じゃあ、遊園地を想像してみてごらん」

	「楽しいデス！」

	「遊園地を造るのにはお金がかかるよね？」

	「そうデス」

	「しかも、事故が起きたりしないように、しっかりと点検もしなくちゃいけないし、働いている人の給料も払わなきゃいけない」

	「お金がたくさんいるね」

	「そう。だから、遊園地では入場料を払わないとはいれないだろう？」

	「そうだね」

	「よし、次は図書館だ」

	「エ！図書館で入場料なんて払わないデスヨ？」

	「そうだよ。ただで本を読めるんだよ」

	「でも、二人とも考えてごらん？図書館も人が働いているし、新しい本を買うにはお金が必要だろう？」

	「確かに...」

	「じゃあ、図書館はどうやってお金を集めているんですカ？」

	「税金からなんだよ。言っただろう？税金は私たちのために使われているって」

	「あー、そういうことだったんだ！」

	「知らなかったデス！」

	「みんなのものだから、公平にみんなからお金を集めて作るんだよ」

	「よし、いっぱい税金払って、マンガ図書館を作ってもらおう！」

	「それは無理だね」

	「ハカセ、じゃあどうして税金が増えるのか教えてください！」

	「それは次のページで説明するよ」