煙体験では、建物内で火災が起こり煙が充満してるときどのようにして逃げるのかということを無害の煙の発生している部屋で体験しました。
体験の動画は室内が暗く煙が充満していたためうまく撮影できなかったため、煙体験で学んだポイントについて説明します。
・煙の充満している通路ではしゃがんでハンカチなどを口に当てて移動する
・視界が悪いため壁に手を付きながら移動
・仲間がいる場合はくっついて移動する
煙体験では、通常では体験できないことを体験することが出来ました。この体験で印象に残ったことは2つあります。
まず1つ目は、本物の建物内で出口に自力でたどり着くことです。
煙体験は小学校の授業の一環として校庭にテントを設置し、体験した事があります。
しかし、今回のように建物内に入り、自分でドアを開けて出口に行くような体験をしたのは初めてでした。テントとは違い、視界も悪く、本当に煙の充満した建物にいるかのような危機感がありました。そのお陰で、体験中に「ドア、どこ?」「ついてきてる?」などお互いに声を掛け合い、自然に協力し合うことができました。
2つ目は、体験中に体が起きあがっていることなどを注意してくれることです。 まず最初に、係の方からどのような体勢で避難すればいいのかの指導があります。その後に体験を開始します。その際に通路にあるセンサーが僕らの体勢を感知し自動でアナウンスしてくれました。そのアナウンスを聞いてもっとしゃがんで移動しなければならないんだなと細かいところまで分かりました。
この体験では、「お互いに協力し合い避難しなければいけないこと」と「煙を吸わないための安全な体勢」を学ぶことが出来ました。
「火災の煙の危険性」でも紹介した通り、煙は危険な為、協力しあい壁をつたうなどしてはぐれないように素早く避難することがが大事だと思いました。