すでに知っている相手を、電話番号、メールアドレスから検索して友達になる場合も
あります。
このサービスはある意味、非常に使いやすいものでしょう。
もし、このサービスが無ければ、相手に連絡を取ってユーザー名を教えてもらい、
それを検索して探し、友達登録を行う、というような過程が必要です。
しかし、電話番号、メールアドレスからの検索であれば、相手にユーザー名を
教えてもらう必要性が無くなり、楽になります。
また最近『LINE』では、わざわざ検索を掛けなくても、自動でアドレス帳に
登録されている情報から知り合いのアカウントを見つけてくれて、
それを紹介してくれる、というようなサービスを展開しています。
これらは一見、非常に便利な機能で危険性は潜んでいないように思えることでしょう。
個人情報から検索しているので、
確実に目的の相手と繋がることが出来る、と。
ですが、そんなことは当然なく、そこには危険性が存在します。
もし、友人がその検索に必要な個人情報を変更していたら?
もし、登録している知り合いの情報が間違っていたとしたら?
そのようなことがあれば、もしかしたら、全く知りもしないような人が検索の末
ヒットし、あなたはその人を知り合いだと思い友達登録をしてしまうことになります。
それだけでは、間違った相手を友達登録してしまったというだけで、特別な危険性は
ないかと思うかもしれません。
しかし、もしあなたが勘違いをしたままで、そして相手が悪人だった場合、
「なりすまし」の被害にあってしまうこともあるかもしれないのです。
また、あなたが勘違いをしたまま、その相手にプライベートな情報を
送ってしまうこともあるかもしれません。
そうなった場合、あなたの
個人情報の一部が、知らない人へと流れてしまうことに
なります。
▲友達だと勘違いしたまま赤の他人にプライベートな情報を送ってしまう確率も0ではありません。
もちろん、それが必ず事件へと発展することはないかもしれませんが、
そうなる可能性は十分に考えられるのです。