ここではおもてなしという言葉の詳細と似ている言葉との比較を紹介しています!!
「マナー」は、英語 mannersで「行儀・作法」という意味です。ラテン語で手を意味するマヌスからきています。つまり、マナーは「相手に不快感を与えないための最低限のルール 」です。
「サービス」は、英語 serviceで「奉仕する・仕える」という意味です。語源はラテン語 servitus(セルヴィタス)意味は「奴隷」です。
サービスは「奴隷」の意味を含んでいるため、サービスを受ける側(お客様)が"主"であり、お客様に接客しサービスを提供する側が"従"となります。
このように、サービスは主従の関係が明確にされています。さらにサービスに対しては見返りが発生します。
サービスから一歩進んだ「ホスピタリティ」Hospitalityは、「この時、この場、この人だけに」と個別におもてなしをすることです。語源は、ラテン語のHospics(客人等の保護)からきています。Hospicsが変化したHospitalityは「歓待」を意味していて、それが英語のHospital(病院)、Hospice(ホスピス)などの言葉に変化したと言われています。
お客様、病院なら患者、動物病院なら飼い主、それぞれの人に対して思いやりの心を持って、別々のサービスを提供するのが「ホスピタリティ」です。
日本の「おもてなし」の最大の魅力は、『もてなす人の心』です。「もてなし」とは「持って」「成す」、つまり、モノをもって成し遂げるということです。さらに表裏のない「心」で接することも大切です。
このもてなしの言葉に丁寧語「お」を付けたのが「おもてなし」となります。
ここで、でてきたモノとはなんなのかを考えていくために様々な視点からおもてなしを見ていきましょう。
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