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金緑石
| 化学式 | BeAl2O4 |
| モース硬度 | 8.5 |
| 比重 | 3.7 |
| 説明 |
金緑石は、ペグマタイトや大理石中などで産出する、ベリリウムとアルミニウムの酸化鉱物でクリソベリルとも呼ばれます。硬度が高く、鋼玉（こうぎょく）と金剛石に次いだ数値となっています。 黄色や緑色、褐色などの透明な鉱物で、変種として猫目石やアレキサンドライトが広く知られています。 猫目石はカボジションカットすることで猫の目のような一条の光の筋が現れるのが特徴で、石に含まれる異物が一定方向に並ぶことによっておこります。これは「キャッツアイ効果」と呼ばれ、光の筋を中心に左右で色が微妙に異なるものは価値が高くなります。 また、アレキサンドライトは光源の種類によってその色を変える性質があります。太陽光や蛍光灯の光りの下では緑色、白熱灯の下では赤や褐色に見えます。 これは、アレキサンドライトが微量のクロムを含んでいることで特定の色のスペクトルを吸収するようになっており、光源によって色のスペクトルの強弱に違いがあるために起きる現象です。 |
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