化学式 |
(Na,Ca,K)(Mg,Fe,Mn,Al)3(Al,Cr,Fe,V)・(Si,Al,B)O1(BO3)3(OH,F)4 |
モース硬度 |
7~7.5 |
比重 |
3.0~3.2 |
説明
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トルマリン(電気石)は、基本的な結晶構造は同じであるものの異なる組成を持つ電気石グループの一つです。
これらの電気石には、摩擦や熱が加わると電気を生じさせるという共通した特徴があります。
例えば、柱状のトルマリンの結晶は性質が両端で異なっており、片方がプラス、もう片方がマイナスの電気を帯びています。このような性質が、電気石と言う和名の由来となっています。
また、含まれている成分が多様なために多彩な種類の色を持っており、色によってインディゴライト、ルベライト、アクロアイトなどのように名称が変わります。
一つの石に二色が同時に存在する場合もあり、結晶の表面と中心の色が異なるものや、上下で異なる物などがあります。中でも、結晶の表面が緑色、就寝部がピンク色や黄色などであった場合は、ウォーターメロン電気石やスイカ石と呼ばれ、珍重されているようです。
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