地震のメカニズム

そもそも地震はどうやって発生するのでしょうか? このページでは、地震が起こる仕組みと、緊急地震速報の仕組みについて説明します。

地震の仕組みとは

―とある高校での総合の授業、防災についてクラス内で話し合われました。 授業が終わり放課後、仲良し4人組が楽しそうに話し合っています。

桐生シュンタロウ
地震のメカニズムは小学校ときに学習したな。佐々木、覚えてるか?
佐々木ヨウイチ
怪獣が地球の内側からバーン!って叩いて起きるんじゃない?
遠藤カオリ
そんなわけあるかっ!
佐々木ヨウイチ
じゃあお前は説明できるのかよ
遠藤カオリ
なっ…!
雪下ハナ
…すみません、これ、みてもらえますか…?

動画 地震の仕組みってなんだろう?

*今回の動画ではプレート型(海溝型)による地震の仕組みについてご紹介しています。他の原因によって起きる地震もありますのでご注意ください。

緊急地震速報の仕組みとは

緊急地震速報は、地震が発生した際のP波ををとらえることで、地震の規模や震源地を予測し、
大きな揺れ(S波)が来る前に数秒から数十秒前に発表するシステムです。
この緊急地震速報は、震度5弱以上の地震が予測された際に気象庁から発表されます。

*震源の近くでは、緊急地震速報よりも早く地震の揺れが起きてしまう場合や、予測震度が異なる場合があります。


緊急地震速報が発令されたら


動画 緊急地震速報が発令されたら

画像 緊急地震速報が発令されたら
緊急地震速報が発令されると、テレビから緊急地震速報のチャイムが鳴り、
画面には左の図のように下に緊急地震速報の対象地域が表示されます。





佐々木ヨウイチ
見たことあるぞ、朝のじゃんけんやってたらいきなり出てきてビックリしたぜ。
遠藤カオリ
じゃんけんやってるんだ…
雪下ハナ
少しチャイム音が怖いですが、もし発令された場合は、冷静な行動を心がけましょう。

もしも緊急地震速報が発令されたら、以下のような行動をとりましょう。

○家にいたら・・・

・机の下に隠れる。 ・ドアを開け、逃げ道を確保する ・火をつけているときは、離れる
・テレビやラジオの電源をつける、もしくはつけっぱなしにする

○学校にいたら・・・

・机の下に隠れる。 ・ドアを開け、逃げ道を確保する 
※まずは近くの先生や学校内の放送のチャイムに従って、落ち着いて行動しましょう。

大事なのは、まず落ち着いて行動することです。

地震計を作ってみよう!

今回のWebサイト制作にあたって、実際にペットボトルで地震計を作ってみました。

桐生シュンタロウ
ついに地震計そのものを作ってみたぞ

遠藤カオリ
今度みんなで作ってみない?

動画 地震計を作ってみよう

動画 地震計を動かしてみよう
画像 実際の地震計の仕組み

地面の動きを記録するには、地面の動きとは別の動きをするものを作り出すことが必要になります。
それに近いのが、振り子の重りです。
よって地震計は、様々な周期の振り子(ばね)が地震計として活用されています。

*実際の地震計は、揺れが止まっても振り子の重りが揺れ続けるのを防ぐため、減衰装置をつけています。


佐々木ヨウイチ
大体分かった、では最後に…
遠藤カオリ
ちょっと!まだこのサイト終わってないから!二次災害が一番危ないのに!


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