正の数・負の数で量を表すこと


助手「正の数・負の数で量を表すことって、どういう意味なんですか?」
教授「つまりだな。例えば2000円の利益を+2000円とすると、2000円の損失は−2000円で表すんだ」
助手「なるほど」
教授「他には、ある基準をきめて、その数から増えたり、減ったりを正・負で表すこともある」
助手「うーん・・よくわかんないんですけど」
教授「うむ。ではもう少し詳しく説明しよう。下の文と図を見てくれ」

助手は毎日の昼寝時間を100分と決めている。しかし、時によっては100分以上寝てしまったり、
100分以内に起きたりする。このとき106分寝たなら、100分より分多いから+6分
92分しか寝なかったなら100分より8分短いから−8分となる。

助手の一週間の昼寝時間はこうだ

昼寝時間 108分 85分 100分 98分 112分 102分
100分との差 +8分 −15分 0分 −2分 +12分 +2分

助手「なるほど・・・って、なんで私なんですか?」
教授「まあ、いいじゃないか。この正の数、負の数を使うと」
3分多い・・・・・+3分多い
5分少ない・・・・−5分多い

教授「とまあ、こう表示できる」
助手「あんまり意味がないような気が・・」