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トレスの大きさ
トレス耐性
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ストレスの大きさを決める要素

 ストレスの大きさを決める要素には、次の4つがあります。

1)ストレッサーの強度
2)ストレス状態の持続時間
3)ストレス状態になる頻度
4)個人のストレス耐性

 ストレッサーが持つ刺激自体が大きければストレス状態もひどくなりますし、ストレッサー自体は小さなものでも、それが長く続く、あるいは頻繁に起きればストレス状態は進行してしまいます。

1)、2)、3)は、ストレスを与える側による要素ですが、ストレスを受ける側である私たちもストレスを大きくするかどうかの要素を持っています。
 それがストレス耐性です。

ストレス耐性とは?

 ストレス耐性とは、ストレス状態に対する強さのことです。
 同じストレス状態にあっても人によってへこたれなかったり、病気にならなかったりするのは、このストレス耐性の強さが人によって違うからなのです。
 ストレス耐性の大きさを決定する要素は次の6つです。

1)ストレス感知能力
 ストレッサーがあった時にそれに気付くか気付かないか。
2)ストレス回避能力
 ストレスを作りやすい性格であるかどうか。
3)根本のストレッサー処理能力
 ストレスの原因であるストレッサー自体をいかになくせるか、または弱められるか。
4)ストレッサー転換能力
 ストレッサーに出会い、ストレス状態に陥った時に、そのストレッサーの意味を考え直していい方向に持っていったり、ストレッサーをバネにして生きていったり出来るという能力。
5)ストレッサー経験
 どんなストレッサーにどれくらい出会った経験があるか。
6)ストレス容量
 ストレスをどれくらい溜められるか。
 ストレス状態の程度が、ストレス容量の許容範囲内ならばストレスをストレスと感じません。

ストレス耐性の増加、減少

 ストレス耐性は人によって大きさがバラバラなだけでなく、時と場合によって同一人物内でも大きさが変化します。
 性格や体質、環境や状況がストレス耐性の大きさの変化を左右することがほとんどです。

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