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早見表
金属 |
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長時間の金属との接触によって、アレルギー性接触皮膚炎を引き起こします。症状により2種類に分類されます。一つは、ネックレスなどをつけたりしていて発症する局所性のものです。もう片方は、入れ歯などの金属が唾液に溶け全身を巡り手などから汗などとして出た場合に反応する全身性のものです。いずれも長期間金属に触れ続けて発症します。
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IV型
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金銀パラジウム合金 ニッケルロム合金 アマルガムなど
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アレルゲン
- 金銀パラジウム合金…日本の歯科で使われるものです。保健医療の際に必ず用いられます。
- ニッケルクロム合金…微量の場合はミネラルとして人体にも有益ではありますが発がん性もあり女性に対するアレルギー反応の頻度が高いため危険な金属の一種でもあります。
- アマルガム…150年ほど前から歯科で使われるようになった金属ですが、水銀を含むため世界的に使用量が減っています。
このほかには、プラチナ、ステンレス、タンタル、ジルコニウムなどがあります。逆に反応を起こしにくい金属としてはチタンなどがあります。
症状
接触性皮膚炎を発症します。
皮膚症状:かゆみ、晴れ、赤い出来物、接触部の炎症、小水疱、紅斑
メカニズム
金属と人の体液が触れると金属が溶け出し、金属イオンが発生します。この金属イオンが体内に入り粘膜と結合することで新しいタンパク質を作ります。これがアレルゲンとしてTh1細胞に異常感知され、Th1細胞が活性化しIV型アレルギーを発症します。
対策
原因となる金属に触れないことが鉄則です。どうしても装飾品をつけたい場合はセラミックスのような別の素材にすることが望ましいです。また、汗をかく夏場や運動時には外すこと、アクセサリーをこまめにきれいにすることも効果的です。
ピアスは症状を引き起こしやすい
ピアスは穴を開け皮下組織と金属が直接触れ合うので、金属アレルギーの症状を引き起こしやすいと言われています。
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