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ユーロについて

ユーロの起源

ユーロとは欧州中央銀行(ECB)が発行するヨーロッパ連合が発行し、ヨーロッパ連合(EU)内の19か国(オーストリア、ベルギー、キプロス、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン、リトアニア、ラトビア)で用いられている通貨です。正式には「欧州単一通貨」と言います。2002年の1月1日からユーロの流通が始まりました。 EUとはヨーロッパ全体をひとつの大きな集団ととらえて、経済や軍事を再考する目的で生まれました。 なお、ユーロが流通するにあたり、ドイツの「マルク」やフランスの「フラン」などは廃止されました。

ユーロのデザイン

紙幣

ユーロは表に、裏にが描かれています。門は世界に開かれているということ、橋は国家間のつながりをそれぞれ表されています。この門と橋はいずれも架空のものです。また、描かれている人物はエウロペのみです。このエウロペはギリシャ神話に出てくる美しい女性です。しかし、エウロペもあくまで伝説上の人物あるととともに、「ヨーロッパ」の名称の由来となる人で、そのほかに人間がデザインされていません。この理由はたくさんの国の間で使われる貨幣のため、実際にあるものを扱うとEUの象徴としての通貨でなくなると避けられたからです。また、それぞれの値段の違う紙幣にはそれぞれ違う歴史的な様式の建築が描かれています。

円の形

コイン

ユーロコインは共通の絵柄が書かれた面と、各国別々の絵柄が書かれた面があります。各国別々のデザインを施している面にはそれぞれの国の象徴を描いているため、お国柄を伺うことができます

まとめ

ユーロは2002年からEU内の国で使われていて、現在19か国で流通している
ユーロ紙幣には架空の門や橋、人物はエウロペのみが描かれている
ユーロコインは片面が共通、もう片面は国ごとに違う

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