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レポート
お金に関する知識を深めるために、メンバーのうち3年3人、1年1人で東京都の貨幣博物館にお邪魔しました。貨幣博物館は日本銀行が運営する博物館で、貴重な昔のお金やお金にかかわるものが展示されています。あまりお金に興味のなかった筆者も小学生の時に一度訪れたことがありますが、非常に興味深い展示でした。今回訪れた中で興味深かった展示を紹介します。
一つ目は、入り口付近においてあるヤップ島で用いられていた石貨です。写真でよく見るものですが、やはり実物のインパクトは大きく、とても驚いたのを覚えています。
二つ目は、江戸時代、主に儀礼のために使われていた巨大な小判の展示です。想像していたよりもかなり大きく、絢爛豪華だった印象があります。また、この大判の製造を後藤と呼ばれる一族が独占して請け負っていたということに驚きました。
三つ目は、偽造防止に用いられている技術を、実際に体験できるコーナーです。ここでは、紙幣にブラックライトを当てられたり、千円札に用いられているマイクロ文字を実際に見ることのできたりするコーナーなどがあり、偽造防止技術の質の高さを実感することができました。
この博物館は日本銀行の隣に位置しています。工事中だったので詳しくは見学できませんでしたが、日本の経済のいわば心臓部である日本銀行を実際に見ることができたのは、非常にいい経験になりました。