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歴史も古典も現代からさかのぼって教えるのはどうでしょうか?
つまり、歴史は石器時代の日本人の生活ではなく、森首相就任、それがあまりにも現代に近ければ小渕首相の就任、できれば2001年度予算案の様な、「新聞をにぎあわせている」事、「自分と関連する」事から始めます。
何も政治史の必要はありません。
導入には、遊戯王のカードやレーザーポインタ、親の仕事を調べるなど、実生活に関わる、興味深い事から始めます。そして、「現代の生活」へ、「石器時代の生活」から、どう移行していったのかを現代から石器時代へとベクトルを向けて考えるのです。
古典も同じです。まず、現代の、身近な小説家、作家の作品から始めます。あくまでも例ですがバトルロワイヤル、それが過激ならば、マンガの原作でも、赤川次郎作品でもかまいません。そこから、井上ひさし作品である、吉里吉里人のような旧カナの作品、太宰治氏、明治の文豪、江戸の脚本、御伽草子...とどんどんと過去の作品へとさかのぼるわけです。
新聞を10年ごとの誕生日の1面を見るのも面白いかもしれません。1970年くらいまでなら多分わかるでしょうが、1940年くらいになると、かなり難しくなると思います。つまり、「自分が読みたい本」から始め、「万葉仮名」からどのように移行していったのかを現代から万葉集へとベクトルを向けて考えるのです。
この方法の利点は「なぜ」を最大限に用いることと、自分に関心のあることを重視することです。例えば、現代史ならば
なぜ、森首相が登場したの?それは小渕首相が倒れたからです。
なぜ小渕首相が倒れたの?それは政権をめぐって激務をこなしたからです。
なぜ、これまで政権が不安定になったの?55年体制が崩壊したからです。....
などと、なぜを重視して教えることができます。そして、自分に関心のあることからはじめることも大きなメリットです。自分の今読んでいる本からはじめることで、古典への垣根を取り払うことができます。このような現代からさかのぼるという方法をとることで、古典、歴史をより良く教えることができるものと考えます。
歴史はめぐります。昔の人と今生きる人で共有している感性があります。問題は、今生きている私達が、その先人の知恵から、どのようにして、私達にあてはめて、自分の知恵を創造するか、そう、どう未来を創るかです。
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