作文の
宿題がありました。たかゆき
君は、
何を
書けば
良いか
分からなかったので、
作文コンクールの
入賞作品をそのまま
写して
自分の
名前で
出しました。こんなたかゆき
君は、みなさんの
身近にいませんか?
こんなことをしてはいけませんよ。どうしてかな?それは、とおる
君のことを
考えてみようよ。とおる
君は、
頑張って
作文を
書いて、コンクールに
応募して、
入賞しました。それからしばらくして、
新聞を見ると、たかゆき
君が、
他の
作文コンクールで
優勝したという
事で
大きく
取り
上げられています。たかゆき
君が
優勝した
作文を
読んでみると、とおる
君が
書いた
作文と
全く
同じでした。とおる
君はどんな
気持ちになるかな?
とおる
君を
守るために、「
著作権」というものがあります。
著作権というのは、
何か
文章を
書いたりした
人が、それは
自分のものだから、
他の
人に
勝手に
使われたりしないという
権利です。
やすたか
君の
話を
聞いてください。やすたか
君は、
作文に、
自分の
発明した
新しい
機械について
書きました。それを
読んだたかゆき
君はその
機械を
作って、
売りました。やすたかくんは、
守られるのでしょうか?やすたか
君は、
守られません。それは、「
著作権」というのは、内容を
守るのではなく、
どうそれを伝えようとしたかを
守るからです。
アイディアを
守ると、アイディアを
出すやる
気が出ます。しかし、あまりにも
守りすぎると、そのアイディアを
元に
発明をすることも
難しくなります。
大切なのはバランスです。
私達は、アイディアを
保護するために、

マークを
提案します。このマークをつけたアイディアは、
著作権のように
保護されるのです。これからは、アイディアの
時代ですから。