みんなの友達(ともだち)にお受験(じゅけん)をしようと思(おも)っている人(ひと)はいない？その子(こ)を見(み)て，何(なん)で受験(じゅけん)しなければいけないのかって思(おも)ったことないかなぁ？なんで僕達(ぼくたち)と遊(あそ)ぶ時間(じかん)を割(さ)いてまで勉強(べんきょう)をするかなぁ？お受験(じゅけん)って何(なに)？お受験(じゅけん)は、確(たし)かに、その人(ひと)のその後(ご)を大(おお)きく変(か)えるよ。ただ、問題(もんだい)も無(な)いわけじゃないんだ。まず、本当(ほんとう)に自分(じぶん)がそうしたいのかってことだね。みんなも，幼稚園(ようちえん)の頃(ころ)は「パイロットになりたい！」「○○レンジャーがいいなぁ！」「やっぱり総理大臣(そうりだいじん)！」のようにこれからの夢(ゆめ)を持(も)っていたけど、その幼稚園(ようちえん)の頃(ころ)の夢(ゆめ)と、今(いま)の夢(ゆめ)は、同(おな)じかな？同(おな)じ人(ひと)もいるけど、中学生(ちゅうがくせい)、高校生(こうこうせい)、大学生(だいがくせい)になっても、持(も)ちつづけられる夢(ゆめ)かな？もちろん、パイロットや○○レンジャーや、総理大臣(そうりだいじん)になりたいことは悪(わる)くないよ。ただ、夢(ゆめ)とか希望(きぼう)とかは、小(ちい)さい頃(ころ)は良(よ)く変(か)わるし、それでいいんだ。それなのに、幼稚園(ようちえん)にはいるときや、小学校(しょう)に入(はい)るときに、じぶんのこれからの道(みち)を、自分(じぶん)で狭(せば)めていることにはならないかなぁ。だから、お受験(じゅけん)は、それ自体(じたい)は悪(わる)くないけれど、まず、親子(おやこ)の会話(かいわ)などがたくさん無(な)ければいけないし、次(つぎ)に、子供(こども)自身(じしん)がやりたくなければいけない。親子(おやこ)が、協力(きょうりょく)してお受験(じゅけん)に受かって、親子(おやこ)の仲(なか)がもっと良(よ)くなることもある。悪(わる)いとも悪(わる)くないともいえないけれど、「高校生(こうこうせい)、大学生(だいがくせい)、大人(おとな)になったときに、お受験(じゅけん)をして良(よ)かったと言(い)える」かで判断(はんだん)しよう。お受験(じゅけん)をしなくても、中学入試(ちゅうがくにゅうし)、高校入試(こうこうにゅうし)、大学入試(だいがくにゅうし)で逆転(ぎゃくてん)することはできるよ。本人(ほんにん)の意志(いし)が一番大切(いちばんたいせつ)なんだ。