オンラインソフトとは ページの先頭へ |
新しいソフトを開発するには非常に長い時間がかかります。今までは、公開までの間、密室で、技術者がバグ(プログラムが思い通りに動かないこと)を見つけたり、新機能を追加したりしていました。少数の技術者の力では、すぐにディバグ(バグを取ること)はできません。ですから、公開までに時間がかかったり、公開した後にもバグが見つかったりしました。
最近、ネットワークが発達したので、簡単にそして比較的速く大きなファイルやプログラムでもダウンロードできるようになりました。そこで、新しいソフトの試作品を無料で公開し、それをダウンロードして使った人にバグを見つけてもらったり、「このような機能が欲しい」とか「このアイコンが分かりにくい」などのニーズを聞いたりするようになりました。
中には、プログラマーがダウンロードした際、ソースファイル(どのようなプログラムを組んだのかを記述したもの)を誰もが手にいれることが可能なようにすれば、自由にプログラムを変えてよいというソフトもあります。
例えば、Linuxというソフトは、そのような形で、様々な人の手により、作られました。
この、ネット上にある公開ソフトをオンラインソフトと言います。そのうち、無料公開されているものがフレーソフトです。一部のソフトは、売る目的で原型を作ったものではないソフトもあるものの、大部分のソフトは、売るために公開されています。ですから、商品よりも機能は劣りますし、バグの危険性もあります。しかし、それに勝る便利さがあります。
解凍? ページの先頭へ |
大きなファイルをダウンロードするのには時間がかかります。そこで、プログラマー達は、ファイルの容量を小さくする、つまり軽くする方法を考えました。それが、圧縮です。
例えば、YesとNoで作られた文章、Yes,No,Yes,No,Yes,No,Yes,No,Yes,Noがあるとします。それを覚えるようにと言われたら、あなたはどのようにして覚えますか?Yesを1、Noを0とすると、1,0,1,0,1,0,1,0,1,0となります。これでもまだ覚えにくいですよねぇ。では、1,0を1つのまとまりとして、(1,0),(1,0),(1,0),(1,0),(1,0)つまり、(1,0)が5つと考えればどうでしょうか?ずっと覚えやすいですよね。このような方法(アルゴリズム)を使ったりして、容量を圧縮するのです。
圧縮の方法には主にLZHとZipそして自己解凍形式があって、LZHは主に日本で、Zipは外国で使われている圧縮方式で、どちらも、元に戻す、つまり解凍するソフトが必要です。自己解凍形式は、他にソフトが無くても解凍ができます。
この解凍で注意するべきことは、本当に自己解凍形式かを確かめることです。拡張子がexeですから、ウィルスを間違ってインストールしてしまうかもしれませんよ。その危険はあるにしろ、大きなソフトをやりとりするときの必需品です。
オンラインソフトの危険性 ページの先頭へ |
オンラインソフトの危険性は、バグやウィルスにあります。バグは無意識にタイプミスをした結果、予想とは違った事をソフトがしてしまったり、予定の機能が使えないことで、ウィルスは意図的に作られたプログラムのうち、自分を複製する機能があるか、ある条件にならないと機能を発しないか、プログラムやファイルやシステムを壊すものであるので、バグとウィルスは微妙に違いますが、結果は最悪の場合、貴重なデータが失われたり、パソコンを修理する事になります。これを防ぐには、
ワクチンソフトを使う(旧型のウィルスならば大丈夫です)
べクター、窓の杜、ヤフー等、公開をしているポータルサイトを利用する(多くの場合、事前に検査をしています。)
掲示板を見る(そのソフトのバグ(またはウィルス)があまりにもひどく、掲示板に書きこめるくらいまで復旧するのに何日も要する場合を除きます)
公開後1週間以上たったものを使う(または、100人以上がダウンロードしたものですが、何人がダウンロードしたのか分からないことも多いので)
の4つの対策があります。
オンラインソフトの最大の危険 ページの先頭へ |
オンラインソフトの最大の危険、それは、トロイの木馬です。例えば、あるゲームがあったとします。オンラインソフトとして公開され、非常に人気を呼びました。しかし、それが、例えば起動1回毎に1行づつシステムのレジストリ(Windows等のOSの重要な設定)を書き換えたり、公開後1ヶ月以上たったある特定の日に一斉にシステムをダウンさせたりしたらどうなるでしょうか。この4つの方法では防ぐことができない可能性があります。
これを、昔の事件になぞらえてトロイの木馬と呼びます。これらのソフトは、その闇の面がばれないために、非常に便利だったり面白い傾向があります。トロイの木馬を防ぐには、信頼のできる作者のものかどうかを確かめるしか方法がありません。
オンラインソフトを生かす ページの先頭へ |
ここまで、オンラインソフトの悪い面しか書いてきませんでした。では、オンラインソフトは悪いものなのでしょうか?いいえ、違います。オンラインソフトの機能は、十分に生活や教育に生かすことができます。以下に実践例を紹介します。
インターネット囲碁対局
囲碁が好きなのに、対戦相手が近くにいなくて困るという時に、このインターネット囲碁を使えば遠距離対局ができます。
インターネット囲碁 forWindows95 WindowsNT by東京ネット インコーポレーション
ダウンロード
お年玉はがきの当たりを探そう!
2
オンラインソフトの欠点は安全性です。では、どうすれば良いのでしょうか?ここで提案なのですが、オンラインソフトを使う人は、1ヶ月に1000円くらいのお金をオンラインソフトの安全を検査する協会に払い、協会は、加入者がダウンロードしたソフトの安全を検査し、危険があったら知らせ、ウィルスの被害があったら保険金を払うようなシステムを作ることで、安心してオンラインソフトを使えるのではないでしょうか?
お年玉はがきの当たりを探すのは面倒くさい作業です。それを少し簡単にやり、数字タイプの練習をしよう!
NENGA
お年玉付き年賀葉書 当たり番号検出ソフト forWindows95 WindowsNT
by 鈴木 秀一
ダウンロード
1.お年玉当たり番号ファイルを作る
1
123456
321078
3216
4567
のように
順位
番号
番号
一行あけて
順位
番号
番号
と書いていきます
2.当選番号ファイルを読み込みます
3.番号を打ってウサギのボタンかエンターキーを押して下さい。
4.もしも当たりの場合、当たりウインドウが出ます。はずれはがきと別の場所に置いて、okかエンターキーで閉じられます。
5.最後に別に分けていた当りはがきを交換してもらいましょう。
注意
今までは、一位からずっと下2桁位を見ながらチェックしていたお年玉はがきの当たり外れが、これで簡単に分かります。番号は打ち込みなので、少し時間はかかりますが、数字入力の力がつき、一石二鳥です。どの葉書か忘れないように、直前の番号が表示されます。このこつは、誰か1人が作った当たり番号ファイルをネット上に流して、少しでも、入力の苦労を減らすことです。
英会話を学ぼう
英会話学校の出しているオンラインソフトで手軽に英会話のお勉強をしよう
マウスオープナー for Windows95 by (株)イーオン語学教育研究所
ダウンロード
1.まず、レッスンを選択します(拡張子.aeo)
2.次にレッスンの中から短い一文のスキットを選びます。
3.テキスト表示状態で再生(右上の再生ボタン)します。
4.次に録音します。(下の録音ボタン)
5.お手本と録音の声を繰りかえすを押してから下の再生ボタンを押し、自分の声とお手本を聞き比べます。
6.良ければ、次はテキスト非表示で3〜6を繰り返します。
7.良くなければ、バックワード再生(短い文単位に区切って言っていくやり方)で聞いてみましょう。
8.良くなったらば、ディクテーションをします。
9.テキスト非表示にして、上の再生を押し、下の空欄に聞いた文字を書きましょう。
10.答え合わせはテキスト表示にすればokです。
注意
イーオンの厳選されたレッスンです。 これは覚えられるくらいの単文なので覚えましょう。 最後に提案です ページの先頭へ
参考ホームページ、その他 |
ベクター「Vector」
<http://www.vector.co.jp/>
2001(2001年3月)