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加速度

単位時間あたりに、どれだけ速さが変化したかを示す値を加速度といいます。
例えば、エレベーターがずっと同じ速さで動いているとき、中にいる人にはエレベータが動いているのか止まっているのかは分かりません。このとき加速度は0です。 しかし、エレベーターが速度を落としたときや速度を上げたときには、体に力を感じることがあります。このときの加速度はプラスまたはマイナスの値です(プラスかマイナスかは加速したか減速したかで決まる)。
加速度の単位にはm/s2(メートル毎秒毎秒)やガルなどがあり、1m/s2=100ガルです。
地震では、震度計震度を求めるときに加速度が用いられます。ただし、加速度だけで震度が決まるというわけではありません。


月震

月で起こる地震を月震といいます。 月震の規模は今まで観測されてきた月震の中で最も大きいものでもM4であり、地球の地震と比べればとても小規模です。


サイスミシティ

特定の地域における地震の時間・空間分布をサイスミシティといいます。
しかし、単に地震活動の程度についてサイスミシティが高い・低いということがよくあります。


常時微動

都会での工場や交通機関から出され続けている振動を常時微動といいます。
常時微動により都会の地面は常に揺れていますので、精密な地震観測は人の少ない山奥や地下で行われます。


有感地震

人間のからだに感じる地震を有感地震といいます。
日本では平均して年に1000回程度の有感地震があります。日本の中でも特に地震がよく起こる地域は関東や岩手県付近であり、これらの地域では年に数十回もの有感地震があります。逆にあまり起こらない地域は北海道の北側や中国地方で、年に数回程度です。一般的に日本は地震が多いといわれますが、地震の回数はこのように日本列島の中でも地域によって大きく異なります。


歴史地震

古文書などの歴史的資料から、発生したことが分かった地震を歴史地震といいます。
ちなみに、日本で記録に残っているもっとも古い地震は日本書紀に載っている416年の地震です。


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