*精油の使いかた 1.アロマポット 2.ハーブティー 3.マッサージ 4、お風呂 5.その他 1.アロマポット 一番オーソドックスに、精油の香りを楽しむことができる方法です。アロマポットという、専用のポットの上部に水を注いで、その中に精油を数滴落とし、下部にあるろうそくに火をつけると、あたためられた精油の香りが空間に広がる、という仕組みです。 お気に入りの精油を何種類かたらせば、自分だけの香りも簡単にブレンドできます。 最近は、安全性の高い電気式のもの(ろうそくではなく、電球を使う)も発売されているようです。 アロマポットは、安いもの(ろうそく式のもの)だと1000円くらいからあるので、チャレンジしてみてはどうでしょうか。 ↑ページのトップへ戻る 2.ハーブティー ハーブティーには、精油ではなく、ハーブを使用します。 ティーポットに、ティースプーン山盛り1〜2杯のドライハーブをいれ、(フレッシュハーブならその2〜3倍)150〜180ccの熱湯を注いで、大きい葉なら5,6分、小さい葉なら3,4分、待ちます。飲む時は、香りを楽しみながら飲んでくださいね。 色々なハーブを試して、慣れてきたら自分好みのブレンドティーを作るのもよいでしょう。 自分でブレンドして作ったハーブティーをゆっくり飲んで休憩すれば、精神的にとてもリラックスした休息を得る事ができます。 ↑ページのトップへ戻る 3.マッサージ 植物性油(キャリアーオイル)とアロマエッセンスを加えて作ったオリジナルのマッサージオイルを使ってマッサージすると、ただマッサージするのに比べて、断然効果はあがります。 疲れや緊張で凝った筋肉をほぐしながら、香りを満喫することで心身ともにリラックスできます。 *マッサージオイルの作りかた キャリアーオイルと呼ばれる植物油に、精油を1%以下の濃度となるように加えて、よく混ぜます。 例えば、キャリアーオイル100mlに対して精油を1ml以下、というようにします。 入れすぎると、肌につけたときにぴりぴりしたり、悪くすると皮膚が炎症を起こしたりするので、分量はきちんと守って下さい。 また、使用する前には必ず、二の腕の内側などの目立たない場所で、パッチテストを行ってください。 ※キャリアーオイル…スイートアーモンド油、オリーブ油、ホホバ油など、植物油。 ↑ページのトップへ戻る 4.お風呂 お風呂に、目的に合わせた精油を4,5滴たらすと、入るだけでリラックスできる「アロマバス」に早変わりです。 全身浴にも部分浴にも使えて、簡単なので、是非1度チャレンジしてみてください。 ここでは、入浴方法別におすすめの精油を紹介していきます。 *全身浴 →ぬるめのお湯でリラックスしたいときは …ラベンダーなど、リラックス系の精油 →熱めのお湯でリフレッシュしたいときは …レモンなど、柑橘系の爽やかな香りが◎ 半身浴 →ストレスがたまって、イライラしているときに …ぬるめのお湯に、ローズマリーの精油を4滴落としましょう。 *足湯、手浴 →足(手)の疲労、むくみに …ラベンダーの精油を1,2滴。風邪にもよくききます。 →むくみ、血行不良に …サイプレスの精油を2滴+レモンの精油を1滴のブレンドが効果的。 *モーニングバスに …ローズマリーなどのリフレッシュ系を。 あまり入れすぎると、体中がピリピリしてバスタブから飛び出すハメになってしまうので注意。 *ナイトバスに …不眠症の方は、ラベンダー、ネロリなどのリラックス系を数滴。 一日の疲れを癒し、心地よい眠りへと導いてくれるはずです。 ↑ページのトップへ戻る 5.その他 今まで紹介した4つのどれにも当てはまらないアロマテラピーを集めてみました。 簡単で、手軽にできるものから、上級者向けのものまで 自分のニーズにあったものを選んで下さい。 *吸入 一番手っ取り早く、簡単な方法です。 コットンやティッシュペーパーに精油を数滴たらし、香りをかぐ。これだけです。 ハンカチに染み込ませて持ち歩くのもいいかもしれません。 *芳香浴 ボウルにお湯をいれ、そこに精油を数滴たらし、湯気と共に立ち上ってくる香りを楽しむアロマテラピーです。 精油があれば他に一切道具がいらないので、初心者の方でも手軽にでき、安全です。 イライラしているときには、気持ちを落ち着かせてくれるサイプレスの精油、落ち込んでいるときは気持ちをポジティブにしてくれるベルガモットが効果的。 また、眠れないときは、疲れた神経を癒してくれる、カモミールやクラリセージ、ベルガモットなどが効果的です。 *お香 お香は、精油などとは違い、それ自体を燃やすことでアロマテラピーを楽しむことができます。 棒状(線香のようなかたち)のものと、円錐型のものがあり、値段も手頃です。(30個入りで500円、など) 火をつけるだけなのでとても簡単ですが、煙がたってしまうのと、香りが色々なものにうつりやすいので、気をつけて下さい。 *オリジナルの香水や香油を調合してみる いろいろ試して、好みの香りがわかってきたら、それをブレンドして自分好みの香水を作ってみましょう。 香水は、精油(合計)20滴+無水エタノール4ml 香油は、精油(合計)10滴+ホホバイオル5ml で作る事ができます。 自分の好きな精油を知り、うまく応用して、自分だけのアロマテラピーを楽しんでください。 ↑ページのトップへ戻る |