ド・ローネイ公爵

            

    バスティーユに生き バスティーユで死んだ男

貴族生まれ。36歳で 父から長官職を受け継いだ。

 

1789年7月14日の「バスティーユ牢獄襲撃事件」によって 民衆に命を

助けてもらう条件で、バスティーユを明渡すと共に、降伏した。だが、

民衆による占領後 殺害されてしまう。

 

父から受け継いだ 旧制度に忠実だったが、囚人に対しては 不当な

ことは何もしなかったようだ。

「バスティーユ牢獄襲撃事件」がなければ 歴史に名を残さなかっただろう。