HTML LECTURE



  FRAME

FRAMEは、ウィンドウをいくつかに分けて、
そのそれぞれに異なったHTMLファイルを表示させる
「フレーム」 を構成する為のタグです。



  フレームを作ってみよう

フレームを使用するHTMLファイルは、普通のファイルとは
構造が異なり、ファイルの構成やDOCTYPE宣言も
書き方、作り方が若干特殊になっています。
フレームを作る為には、1つのウィンドウを分割する
全体の骨組みとも呼ばれるべき枠を設定する為の
FRAMESETタグを打ったHTMLファイルと、
各分割されたページに収まるHTMLファイルが必要です。

これはウィンドウをAページ、Bページ、Cページと
3分割し、それぞれに別のHTMLファイルを表示させている
フレームのサンプルです。⇒ sample

↓そしてこれがそのサンプルソース。

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.0 Frameset//EN">
<HTML LANG="ja">
<HEAD>
<META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;charset=Shift_JIS">
<TITLE>フレームのサンプル。</TITLE>
</HEAD>
<FRAMESET COLS="150,*">
<FRAME SRC="s_09a.html" NAME="a">
<FRAMESET ROWS="111,*">
<FRAME SRC="s_09b.html" NAME="b">
<FRAME SRC="s_09c.html" NAME="c">
</FRAMESET>
<NOFRAMES>
このWebPageをご覧頂くためには、<BR>
フレーム対応のブラウザが必要です。<BR>
大変申し訳ありませんm(_ _)m
</NOFRAMES>
</FRAMESET>
</HTML>


この色の文字が変更部分です。

FRAMESET 要素を使うHTML文書では、
DOCTYPE宣言にHTML 4.0 Framesetと記述します。
これはHTML 4.0 Transitionalにプラスし、フレームに
関係するタグを使用しているHTML4.0を意味します。

サンプルソースを見て頂ければ解かるように、
フレームを使用するHTMLファイル内では
ヘッダの次にはBODY要素を書き入れるのではなく、
FRAMESET 要素を書き入れます。
サンプルのHTMLファイルのように縦横両方にウィンドウを
分割したい場合は、1つのFRAMESETタグをもう1つの
FRAMESETタグの中におさめるように両方を記述します。

FRAME 要素内で、表示させるHTMLファイルのURLを
SRC 属性にて指定し、その名前を NAME 属性で指定します。
フレームを使用しているHTMLファイルでは、
リンクは同一のフレーム内でしか行われないので、
FRAMESETで分割した別のフレーム内にリンクを張りたいと
思った場合には、Aタグ内にTARGET属性をつけて
そのフレームの名前を指定します。(よく解からない場合には、
サンプルページのAページで右クリック→ソースの表示で、
どのように指定が行われているかを見てみると良い…かも)

現在ではIEやNNは勿論、多くのブラウザでフレームの表示は
可能になっていますが、未だ未対応のブラウザもあります。
NOFRAMES 要素では、そんなブラウザの
ユーザーの為に、代わりとなる内容の記述を行っておきます。



フレームの表示方法でした〜。(説明難しいですね…)


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