第5に、作られた熱を身体全体に広め、体温を調節します。人間は、体温を一定に保っている必要があり、一部の場所だけが極端に体温が高かったり低かったりしたら、活動できません。ですから、暑すぎたり運動したりして体温が上がりだしたら、血液の流れを多くして、熱が外に出ていくようにします。逆に、寒すぎて体温が下がりだしたら、血液の流れを少なくして、熱が外に出にくくなるようにします。このように、体温を調節して身体が活動できるようにするのも、血液の役割なのです。