今も8億人以上の人々が飢餓に苦しんでいるという現実は、まだまだ知られていません。他の国々と比べると経済的に豊かな日本では、飢餓について考える機会は少ないかもしれませんが、世界の国々の食糧危機や大地震などのニュースがマスメディアを通じて報道されると、WFP日本事務所に多くの人々からの現地の状況や支援の仕方の問い合わせなどが殺到するそうです。この事実は日本でも飢餓問題への関心の度合いは高いと思われます。しかし、いくら関心があるといっても自分の国の食糧事情がどうなっているのかをまず知る必要があります。その上で世界の状況、そして私たちに何ができるかを考える必要があります。(渋谷担当)

日本の食糧事情
今行なわれている取り組み


<<飢餓の解決にむけて私たちができること >>
[1]絶望ではなく希望を
飢餓の原因ひとつを取り上げても、さまざまな考え方があります。どうして飢餓に陥ったのか、原因を深く突き詰め、根本的な飢餓の解決を図ることはもちろんのこと、現実に飢餓で困っている人がたくさんいるという事実に目を向けることが重要です。

飢餓に直面している人々がどのような気持ちで日々を暮らしているかに思いをはせ、その人たちに対して直接的でも間接的でも自分に何ができるかを考え、できることから行動に移したときに見えるものが絶望から希望へと変わっていくはずです。

[2]私たちにできること
このように現在行なわれている活動をみても私たちが比較的簡単に参加できることです。たとえば街中で見かけたWFPの募金箱に募金することでもあなたは食糧援助に参加していることになります。このページを見てくださっている皆さん!他にもいろいろできることがあるはずです!ぜひできることを見つけ、そして実行してください。その気持ちを全世界の一人一人が持ったとしたならば飢餓問題は解決することができるでしょう。


給食の配給風景(WFP)


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