三平方の定理の逆
三平方の定理は
「
直角三角形
ならば
c
2
=a
2
+b
2
が成り立つ。
」
だったよね。
だから、三平方の定理の逆は
「
c
2
=a
2
+b
2
が成り立てば
直角三角形
である。
」
だね。
これをを証明しよう!
下の
△ABC
において、
c
2
=a
2
+b
2
が成り立っている
とき、
△ABC≡△A’B’C’
がいえれば
∠C=90°
がいえるから
△ABC
は直角三角形
だといえる。
証明
△A’B’C’において、∠C=90°より、
△A’B’C’は直角三角形である。
三平方の定理より、
x
2
=a
2
+b
2
…@
また仮定より、
c
2
=a
2
+b
2
…A
@、Aから
x
2
=c
2
x>0、c>0であるから
x=c
よって、△ABCと△A’B’C’で、三辺の長さがそれぞれ
等しいので
△ABC≡△A’B’C’
したがって、
∠C’=∠C=90°
よって、△ABCは直角三角形である。
三平方の定理の逆
3辺の長さがa、b、cの三角形におい
て、
c
2
=a
2
+b
2
ならば、その三角形は
辺cを斜辺とする直角三角形である。
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