エス(イド)について


エスには、食べたいとか眠りたいなどの原始的な欲求が宿っています。エスは生物学的であり、本能的であり、欲動的なもので、理性的なことを無視します。快感原則のみに従い満足だけを求めます。

生まれたばかりの赤ん坊のの心は大部分がエスで占められています。ですが、今の私達くらいになると、エスを体験することは出来ません。

 

何故ならエスは欲望と現実の相違を知ることによって自我の分化を始めさせます。自我は、リビドーによる本能的な性の発達とともに行われます。