<body text="blue">バイテクと発展途上国</body>
4、とうもろこしの害虫耐性・除草剤耐性

具体的には、

コーン油
コーンフレーク
水飴
コーンスナック菓子
コーンスターチ
冷凍・缶詰とうもろこし
コーンフラワー
コーングリッツを主要とした食品
         ☆害虫耐性の必要性と問題点☆

アメリカでは、ヨーロッパアワノメイがという蛾の
一種がとうもろこしの害虫として知られています。
この蛾は、とうもろこしの幹の入り込み除草剤では
駆除が出来ません。


それを解決するためにBt菌(バルチス・チューリ
ンゲンシス)が持つ殺虫性タンパク質をとうもろこ
しに組み込みました。
その結果、とうもろこしの根・茎・葉などの植物全
体から、殺虫成分を出すためこの蛾を駆除するこ
とができるようになりました。


しかし、このMGとうもろこしには問題点があり、
害虫でない蝶までも殺してしまいます。
コーネル大学の実験結果によると、殺虫成分を振り
かけた蝶の44%が死亡し、幼虫も発育不全の状態
となりました。

バイオテクノロジーによって生態系が破壊されると、
ヨーロッパでは波紋を呼んでいます。
5、カーネーションの青い花弁の登場

食品ではないので、上記の6作物には含まれませんが、
遺伝子組み換えで初めて青い花弁が誕生しました。



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