このようなことを経て、1972年に田中角栄首相は大平外相とともに中国、北京を訪れ、中国側の周恩来首相などと話し合いをしました。そして日中両国の政府は共同声明により戦争状態の終結を宣言し、協定を組んで、日中の国交正常化を実現し、条約の締結に向けた協議をはじめました。