日本と中国の間の友好関係がより強化され、中国がさらに安定・発展することは、お互いだけでなく、アジア、太平洋、そして世界の安定や発展にとても重要だといえます。

日本は、1979年以降、二十年以上にわたって中国に経済協力をしてきました。この協力は、中国の鉄道・道路・港湾・空港などのインフラの整備から農薬開発、環境保全、保険・医療の向上などの分野に使われ、対象は中国全土に及んでいます。

近年は、中国の経済が発展し、協力に関する需要や期待が変わってきています。また、それを行う日本の経済・財政事情も変化していく中で、経済協力の効果や効率性の向上も求められるようになってきました。

そこで日本は、2001年10月に「対中経済協力計画」をつくりました。今後は、この計画に基づいて中国への協力を実施し、21世紀における日中関係がさらに深さと広がりを増すことを望んでいます。
具体的な経済協力について…

有償資金協力(円借款)
(大規模な資金の供給で中国をさらに活性化!)
無償資金協力
(返済義務のない経済協力で様々な支援!)
技術協力
(専門家を派遣し中国を援助!)