 
著作権とビジネス
さて前回、著作権の確定方法について紹介しました。ここではその著作権を使ったビジネスについて紹介します。またこのビジネスのことを著作権ビジネスといいます
著作権ビジネスとは、著作者が自分の著作物を商品化し、これを販売して利益をあげるビジネスのことです。この商品化と販売ということは著作権の決まりで著作者しかできません（著作権とその種類参照）。しかし、そういった著作活動に励む著作者たちがみなその自分の権利を駆使したビジネスを果たしてできるものでしょうか。そういったことが得意でない人たちのために、著作物の商品化、販売を専門的に行う事業者というものがあります。
たとえば作家の人は、自分の作品を印刷して販売することに関しては作品の商品化と販売を専門とする出版社に任せます。そこでは作家は、自分の作品に関しての発表などに関する権利を出版社に譲渡する代わりに売り上げの利益の一部を等価として出版社に求めるというわけです。このように著作権ビジネスとは、著作者が著作権を代理業者に委託し、その利益の一部を業者が著作者に支払う。ということから成立しています
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