◎納豆ラベル
スーパーの納豆売り場では、約15種類くらいの納豆が売られています。その中には、発泡スチロールのパックで売られているもの、カップで売られているものなど、いろいろあります。納豆は、1パックに50(又は45)g、1カップには30g入っています。パックだと、納豆を少し残してしまうという人のために、納豆30g入りのカップを売り出したのではないかと、思います。
←発泡スチロールのパック(50g)
←カップ(30g)
また、パックの納豆のラベルを見てみると、表に〈極小粒〉、〈小粒〉、〈中粒〉、〈大粒〉、〈ひきわり〉等と
表示されていました。
- 小粒
…豆が小さい。最近では、〈極小粒〉の納豆のほうが、多く売られている。
- 中粒
…豆が中くらいの大きさ。あまり、売られていない。
- 大粒
…大粒の大豆を使っていて、小粒の2倍以上の大きさがある。最近は、めったに見かけない。
- ひきわり
…大豆をいり、うすでひいてわってから作るため、こう呼ばれている。香ばしいかおりがする。すし屋の納豆巻きには、このひきわりが使われている。
◎なぜ、たれがついているのか?
ほとんどの納豆のパックを開けると、たれとからしが入ってますよね?なぜでしょうか。
たれがついたのは、昭和50年(1975年)代ごろでした。独身の人のために、パックにからしやたれをつけたところ、評判が良かったそうです。独身の人にとっては、わざわざしょうゆやからしを買っておくのは、大変ですよね。また、あるメーカーでは、納豆のたれを付けると売れ行きが伸びた、という調査結果が出たそうです。
このたれに関するちょっとした論争があります。平成6年(1994年)に、ある生協から、「各家庭にしょう油があるんだから、わざわざどうせゴミとなるたれをつけることはないんじゃないか」という意見が出され、生協の総会で取り上げられたそうです。生協がアンケートを行った結果、「あったほうがいい」が23%、「別売りがいい」が32%、「つけないほうがいい」が21%だったそうです。
皆さんは、どう思いますか?