原爆ドーム

登録年月:199612月/登録基準文化遺産6

原爆ドームは、1945年(昭和20年)86日に人類史上初めて投下された原子爆弾により破壊された旧広島県産業奨励館の残骸が当時の姿のまま保存されたもの。爆心地から約150mの地点にあった旧広島産業奨励館は、爆風をほぼ真上から受けたために崩壊を免れた。ドーム状の鉄骨がむき出しのこの建物は、いつしか原爆ドームと呼ばれるようになった。原爆の悲劇を後世に伝え、核兵器の廃絶と世界の恒久の平和を訴える平和記念碑として世界遺産に登録された。人類の負の遺産として、ポーランドのアウシュビッツ強制収容所と同様に、「歴史の生き証人」として普遍的な価値を持つものである





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