姫路城

登録年月:199312月/登録基準:文化遺産14

播磨平野の中央に位置する、姫山(標高45.6m)を利用して建築された平山城。白漆喰の総塗籠に仕上げられていて、羽を広げて飛び立とうとする白鷺の姿を連想させることから、白鷺城とも呼ばれる。姫路城は、南北朝時代、播磨の守護職、赤松貞範により築かれたといわれる。黒田重隆・黒田孝高・豊臣秀吉・池田輝政などが城主となり、毛利との戦いに備え、秀吉は大天守と渡り櫓で結ばれた3層の小天守からなる、日本で唯一の連立式天守を建設した。池田輝政による改装工事により、現在の姿となった。戦いや火災に巻き込まれてきていないことから「不戦・不焼の城」といわれている。



平山城…平野の中の山や丘陵に築かれた城。戦国時代に多く見られる。山城とは、戦国大名が領国支配のために軍事と政治経済を結びつけた城。周りには城下町。






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