登録年月:1993年12月/登録基準:文化遺産1・2・4・6
世界遺産に登録されているのは法隆寺の南大門・西院伽藍・中門・五重塔・金堂・夢殿と法起寺の南大門・三重塔の計8つである。法隆寺は初め斑鳩寺と呼ばれ、聖徳太子の斑鳩宮の隣に建てられた寺である。しかし1度焼失してしまい、再び建てらら、747年に完成したのが現在残っている寺である。世界最古の木造建築物として名が知られていて、飛鳥時代の貴重な文化財である。法起寺も同じく7世紀に建造され、太子建立七カ寺の1つとして知られている。中でも三重塔は現存する世界最大・最古の三重塔である。これらの建造物は6世紀以前の中国の建造物と共通する様式を持つものが多い。
法隆寺