登録年月日:1999年12月/登録基準:文化遺産1・4・6
日本では有名な修学旅行スポットとなっている日光が世界遺産に登録されたのは1999年。日光社寺とは日光東照宮・日光二荒山神社・日光輪王寺の建造物とその周りの自然環境、50.8ヘクタールの事をさす。この中の多くの建造物は17世紀に作られたもので、周辺の自然環境とともに1つの芸術となっている。日本古来の建築様式の手本となる「権限造り」で作られている東照宮を始め、日光の建築物の多くは左甚五郎・狩野探幽・甲良豊後守宗広など江戸時代を代表する芸術家によって作られた。周辺の自然との一体化したところは日本の宗教的建築物群と言える。