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ヒンドゥー教を説明する前に、まずバラモン教を説明しなければなりません。
仏教の歴史で学んだとおり、その時のインドでは、『カースト制』という身分制度がありました。その中で一番エラかった人々は神官でした。
神官とは、神様に使える人たちのことです。彼らの神様は『バラモン』といい、そのためその神官たちは他の人たちからバラモンと呼ばれていました。
しかし、バラモンたちは、いつ下の身分の人たちに負けるかとひやひやしていました。なので、自分たちがエラくあり続けるため『バラモン教』と言うものを作り上げました。バラモン教は、その名前のとおり、バラモンをあがめる宗教。しかし、バラモン教の目的は、ずっとカースト制のままでいることだったので、もちろん下の身分の人たちは怒ります。それで対抗するためにうまれたのが、仏教でした。

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