index / 食の民/ 赤身、白身 |
||||
![]() |
![]() |
![]() |
||
|
||||
私たちは日常生活で「筋肉」という言葉を使います。 しかしその筋肉にも種類があるというのはご存知ですか? 筋肉には、「赤筋」と「白筋」と呼ばれる筋肉があるんです。 これは人間だけの話ではなく、魚やニワトリなどにもあてはまります。 例えば赤身のマグロは赤筋、白身のヒラメは白筋なんです。 筋肉の中には「ミオグロビン」と呼ばれる筋肉内に酸素を貯蔵する器官があり、それが多いと筋肉は赤く見え、少ないと白く見えます。 ちなみにこのミオグロビンは、血液に入ってるご存じヘモグロビンと兄弟みたいなものです。ただ住んでいる場所が違うだけです。 |
||||
|
||||
ヘモグロビンが酸素を運ぶように、「ミオグロビン」が多いと体内に沢山酸素が取り込まれます。そこで持久走など酸素が必要な持久的なスポーツ種目に向いています。 赤身を持っているマグロも遠洋魚ですね。 逆に少ないとあまり体内に酸素が入ってきません。 短距離走など酸素が必要ない瞬発的なスポーツに向いているわけです。 白身を持っているヒラメは近海魚です。 でも、それだけがすべてを決めるわけではありません。 努力すれば白筋から赤筋へ、また逆になったりと記録は伸びます。 スポーツをする人は頑張ってください。 |
||||