魚の赤身、白身って?


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白いの赤いの

私たちは日常生活で「筋肉」という言葉を使います。
しかしその筋肉にも種類があるというのはご存知ですか?

筋肉には、「赤筋」と「白筋」と呼ばれる筋肉があるんです。
これは人間だけの話ではなく、魚やニワトリなどにもあてはまります。
例えば赤身のマグロは赤筋、白身のヒラメは白筋なんです。

筋肉の中には「ミオグロビン」と呼ばれる筋肉内に酸素を貯蔵する器官があり、それが多いと筋肉は赤く見え、少ないと白く見えます。

ちなみにこのミオグロビンは、血液に入ってるご存じヘモグロビンと兄弟みたいなものです。ただ住んでいる場所が違うだけです。

努力をすれば・・

ヘモグロビンが酸素を運ぶように、「ミオグロビン」が多いと体内に沢山酸素が取り込まれます。そこで持久走など酸素が必要な持久的なスポーツ種目に向いています。
赤身を持っているマグロも遠洋魚ですね。

逆に少ないとあまり体内に酸素が入ってきません。
短距離走など酸素が必要ない瞬発的なスポーツに向いているわけです。
白身を持っているヒラメは近海魚です。


でも、それだけがすべてを決めるわけではありません。
努力すれば白筋から赤筋へ、また逆になったりと記録は伸びます。
スポーツをする人は頑張ってください。





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