カレーの発祥地インド 

カレーの発祥の地インドは他の国に比べて、色々な習慣やしきたりがあります。さて、このページでは世界のカレーで紹介しきれなかったうちの一部を紹介していきたいと思います。興味のある事のアイコンをクリックして下さい!


インドの国の様子

首都
デリー
面積
329万平方キロメートル(日本の約9倍)
人口
10億人以上(世界第2位)
気候
北インド

夏は気温が45℃以上になり、冬は氷点下に下がります。乾燥していて爽やかな気候です。
南インド
北インドよりさらに暑く、年間の平均気温が27℃にもなります。雨季には雨が多く東京が1年間に約1400o
降るのに対して1ヵ月に1000o以上降ります。
言語
ヒンディー語、マラーティー語、ベンガル語、グジャラーティー語、タミル語、アッサミー語など・・・

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ガラムマサラ

インド料理はたくさんあるスパイスの中から作る料理に適したスパイスを選んで使います。それぞれのスパイスにはとろみを出すため色をつけるため辛さをつけるためなど違った役割があるのです。そこで欠かせないのが「ガラムマサラ」という何種類かのスパイスを組み合わせて作ったスパイスです。料理の味を調える大切なスパイスで、各家庭によって違い、その作り方は代々お母さんから娘へと受け継がれていきます。いわばお母さんの味と呼べるものなのです。

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右手で食べる食事のマナー

インドの人は食事の時、はしやスプーンを使わずにを使って食べます。人が使った食器やスプーンを使うよりもきれいに洗った自分の手のほうがけがれていないという考えだからです。さらに、国民の83%の人がヒンドゥー教の信者です。ヒンドゥー教では、右手は神様からもらった神聖な手であり、左手は不浄だと考えられています。よって、右手で食事をします
@全部の指を使ってカレーとご飯を混ぜます。 A混ぜたら指で固めるようにすくいあげます。 Bそして、親指を上手についあって口に押し込むようにして食べます。

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食べてはいけないもの

ヒンドゥー教を信仰する人は牛は神様のつかいだと考えています。そのため牛肉は食べず、牛が町の中でどうどうと歩いています。またイスラム教を信仰する人は豚肉を食べなかったりとインドには色々な制限があります。

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インドの食事

インドは気候や環境によって食べるものが地域によってちがい、工夫もされています。料理のほとんどはカレー味ですが料理によって色々な味や色があってカレーばかり食べているわけではありません。数千年の歴史があるインド料理は健康にもよく、種類も豊富なのです。ここでは少し料理の種類を分類して紹介したいと思います。
◆カレー
これは今まで説明してきた通りのものです。
野菜や肉など様々な素材が使われ、日本人が想像するカレーとは比較にならないほど様々なバリエーションがあります。
◆スープ類
 これはカレーとの境界線が非常に難しいところですが、同じ煮込み料理でも
汁気が多くサラッとした感じのもののことをいいます。食卓上では、日本でいうスープや味噌汁のようにとして扱われる事が多いようです。
◆サブジ
 野菜に水分を加えずスパイスで
蒸し煮、あるいは炒め煮にした料理の事を指します。当然ほとんど水分のない、ドライな感じの仕上がりになります。ありとあらゆる野菜が使われ、これもカレー同様、素材や調理法で多くのバリエーションがあります。
◆揚げ物
 スパイス味のじゃがいもなどを小麦粉で作った生地で包んで揚げた「
サモサ」や、食材に豆の粉をまぶして揚げたインド版のてんぷら「パコラ」などが有名です。他にも、肉や野菜のミンチを団子にして揚げたり、豆などをただスパイスで揚げただけのものなどがあります
◆パン・ご飯
 これは「
主食」といえるものです。パン類のなかでも、日本で有名な「ナン」は、インドではごく一地方の料理で、家庭ではほとんど食べられません。よく食卓に上がるのは、アタ(全粒粉=精製されていない小麦粉)を使って作る「チャパティ」や「プリ」「パロータ」などです。また、ご飯類は、白いご飯の他、スパイスと一緒に炊き込んだものや、ビリヤニという鳥肉などが入ったピラフ的なものなど色々と工夫されたものがあります。また、インドではご飯をだけで食べる事は少なく、必ず何か混ぜながら食べるようです。
◆サラダ
 生野菜などを使った、いわゆる
サラダなどのことです。レモン汁などで和えただけの簡単なものもあれば、ライタといってヨーグルトで野菜や果物を和える料理もあります。
◆その他
チャツネやピクルスなどの薬味類が添えられたり、
食後のデザートもあります。

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