身長の半分の大きさの鏡で全身が映る?

反射の性質である反射角=入射角の性質によって、自分の身長の半分の大きさで体全体を見ることができます。
頭の先からつま先まで見えれば全身が見えていることになります。頭の先やつま先からの光は鏡で、反射して図のように進むことがわかります。
だから、鏡はこの黄色い範囲だけで全身を映すことができます。
「入射角=反射角」なので、図のように考えると、鏡は身長の半分あればいいのです。

思い浮かばなくても、考え方はそんなに難しくないですよね。
これが、高校生の教科書に載っているというのは意外です。




光の性質   直進  凹凸面鏡  反射  鏡での現象  屈折     問 題