「物質について」のところで、単体は、二種類以上の成分に分けられない一つの成分で出来ているといいました。その一つの成分のことを元素といいます。元素は110種類が発見されています。元素には、酸素元素はO、炭素元素はCというように、それぞれアルファベットで表された元素記号があります。
同じ元素から出来ている単体でも、性質や構造が違う物質もあります。そのような物質を同素体といいます。同素体には、酸素とオゾン(酸素Oの同素体)や、ダイヤモンドと黒鉛とフラーレン(炭素Cの同素体)があります。