高度成長期以降、急速にその存在が薄れていった河童や天狗、鬼、
また、不思議な能力を持った狐や狸、蛇、猫などの動物のことです。
もしくは、不思議だ、奇妙だと思うような、例えば音や臭いや姿かたちや、その組合わせのことをいいます。
大昔の人々は万物に魂が宿っていると考えていました。
これらを「もののけ」「化け物」「変化・魔性の物」などと呼び恐れていました。
また、例えば気味の悪い不思議な音がしたり、生臭い臭いがしたり、異様な姿かたちのものが出現すると、
これらの現象はそれらの存在の仕業ではないかと考えられていました。
それらを総じて“妖怪”といいます。
