8)黄道
<確認> 春分、夏至、秋分、冬至
それぞれ、春分の日、夏至の日、秋分の日、冬至の日とも呼びます。
年によって多少、日にちはずれますが、毎年、春分は3月20日、夏至は6月21日、秋分は9月23日、冬至は12月22日になります。
太陽の1年の動きを黄道といいます。黄道を書くと図1のようになります。
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図1
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ではなぜ、このようになるのでしょうか。
図1を分かりやすくするために切って平面にします。すると図2のようになります。
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図2
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このゆるい波線は1年の太陽の通り道を表しています。
黄道の一番高いところを夏至点、一番低いところを冬至点、天の赤道を南から北へ横切る点を春分点、北から南へ横切る点を秋分点といいます。
もちろんこれらの点は季節の夏至や秋分と関係しています。図3をみればわかるように、地球は公転しながら自転しているわけですから、夏至点の位置にある太陽を地軸(自転軸)を中心にまわせば(7)で話した通りの見慣れた図になります。
また、12星座占いに使われる星座は黄道上に並ぶ星座で、黄道12星座といいます。
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図4
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夏の場合を考えると図5のようになります。星は太陽の光の当たらないところでしか見られないので、太陽とは反対側に位置しているおとめ座、てんびん座、さそり座が夏にはよく見られます。
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図5
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