

1.面積 124.7万km(日本の約3.3倍)
2.人口 14百万人(2004年:世銀)人口増加率3.2%(2004年:世銀)
3.首都 ルアンダ(約350万人、2000年1月アンゴラ政府推計)
4.人種 オヴィンブンドウ族(約38%)、キンブンドゥ族(約25%)、バコンゴ族(約15%)等
5.言語 ポルトガル語(公用語)。その他ウンブンドゥ語等
6.宗教 大半はキリスト教及び伝来の宗教
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アンゴラは赤道直下に位置し、東はザンビア、北はコンゴ民主共和国、南はナンビア、北はエチオピアに接しています。
戦前まではポルトガルの植民地であったが、1975年に独立した発展途上国です。
面積は日本の約3.3倍であり、農地に占める干ばつ地域は少ないものの、生産性が少ないため飢餓となっているようです。
そして、全労働人口のうち第一次産業(農業)を生業としている人口の割合が70%と高く、その時の天候に大きく左右されているのではないでしょうか。
  
HEALTHのページで説明している栄養不足について考えてもらいたいです。
アンゴラは、2002年まで続いた内戦であるアンゴラ内戦により、死者は360万人にもおよび、地雷が多く埋まってしまっています。
今でも、地雷の被害者が絶えないそうだ。つまり、それは同時に土地開拓への危険度が増していることを意味するのではないでしょうか。
そして、内戦により病院や学校が潰れてしまい医療行為を受けることも難しくなってしまっています。
その結果、アンゴラの平均寿命はなんと40歳と、とても短いのです。
そして、戦争は多くの難民も生み、食料はいきわたらず、しかも栄養不足の子供達の割合も約4割もいるため、早期救援を求めている国といえるとのではないでしょうか。

WFPの調査によると、食糧援助が女性や子どもたちの手に届きにくいこともわかっています。
社会において女性の地位がまだ低く、女性に対する差別があるため、援助があっても、いきわたらないそうです。
そのことは、エイズ/HIVの感染を引き起こしたり、小学校に通えない少女が多いこと、そして、女性の参政率の低さも引き起こしているのです。
女性の政治参政について、宗教の点から見てみようと思います。
すると、アンゴラで多く信者がいる代表的な宗教としては、「チベット仏教」であることがわかりました。
チベット仏教とは、大乗仏教から派生しており、仏教と同じルーツであることがわかりました。
仏教において、平等ということは、チベット仏教においても同じようだが、経典によってはいろいろな理解が成されているそうです。よって、直接的に宗教が男女差別を作っている、ということは言えません。
しかしこのような精神仏教が成立した時にそうであっても、後世の人間によって変わってしまうものです。
あえて、言うならば’土地柄’というの合っているのかも知れません。何か根本的なものがあるにせよ、問題がある今、これを根本的に解決しなくてはいけないのではないでしょうか。
  
人間開発指数(HDI)で人間開発低位国のグループに入っているアンゴラ。
これの要因は、上で述べている、栄養不足、女性の参政率によって引き起こしているのではないでしょうか。
そして、HDIをあげることも、この要因を一つ一つ解決していかないといけないと思います。
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