1.面積 215万km2(日本の約5.7倍)

2.人口 2,400万人(内外国人614万人)

3.首都 リヤド

4.民族 アラブ人

5.言語 アラビア語(公用語)、英語

6.宗教 イスラム教



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 中東・西アジアの国。首都はリヤド。
北はクウェート、イラク、ヨルダン、南はイエメン、オマーン、アラブ首長国連邦、カタールと国境を接しています。

 サウード家を国王に頂く絶対君主制国家で、
アラビア語による国名のアル=マムラカ・アル=アラビーヤ・アッ=スウーディーヤは「サウード家によるアラビアの王国」を意味しています。
石油を日本に多く輸出しています。
石油王国として、税金が無い国であり、そのため家も福祉も無料で支給されています。

 面積は日本の約5.7倍であり、農地に占める灌がい地域は42%と高いです。



 水不足は、飲用水だけでなく、農耕についても障害を来たします。
水不足というのを、「一人当たり年間に利用できる水の量」を規定して話を進めましょう。
 すると、アンゴラは1,000立法メートル未満という、厳しい状態です。
しかし、サウジアラビアは石油で国家は豊かなため、灌がい地域の多さを灌がい施設で補っているようです。



 女性の政治参政について、宗教の点から見てみようと思います。
すると、サウジアラビアで多く信者がいる代表的な宗教としては、「イスラム教」であることがわかりました。

 一般にイスラーム社会は男尊女卑の世界と言われています。
実際には、法的に女性の固有の権利も認められており、これを根拠にイスラーム社会の法慣習に擁護的な論者は、イスラームは男女同権であり、男尊女卑という非難は不当であると主張してきました。

 しかし、同権と言われているが、イスラム教においての差別は問題化しており、
これが女性の賛成率の低下を招いているのではないでしょうか。



 人間開発指数(HDI)で人間開発中位国のグループに入っているサウジアラビア。
これの要因は、上で述べている、栄養不足、女性の参政率によって引き起こしているのではないでしょうか。

 そして、HDIをあげることも、この要因を一つ一つ解決していかないといけないと思います。