日本茶の成分

日本茶に含まれている成分の効果をくまなく調べてみました。
日本茶の殆んどが緑茶ですので、緑茶の成分を記入しています。

お茶の中には様々な成分があります。
中にはあなたの知らない成分の名前もあるかも!?


◎お茶には不溶性成分と水溶性成分の種類が含まれています。
()の数字は緑茶の中に含まれる成分を記入しています。

不溶性成分

(70〜80%)

【食物繊維(30%〜40%)】……腸内の有害物質を排除する効果や血糖値を下げる効果があります。 お茶の大部分にこの食物繊維が含まれています。

【タンパク質(24%)】……からだを作るのに必要な成分です。また運動エネルギーとして活用することもできる成分です。

【β−カロチン(13〜29mg)】……体内で必要なビタミンAを変換する効果があります。  
ビタミンAとは視覚に関する細胞に効果的な働きを促す、大切な成分のことです。

【ビタミンE(25%〜70%)】……糖尿病や、白内障を予防します。

【クロロフィル(0.6〜1.0%)】……がん予防や、抗潰瘍、消毒をする効果があります。

【ミネラル(不溶性)(2%〜3%)】





水溶性成分

(20〜30%)

【カテキン(10〜18%)】……抗菌・抗ウイルス効果や血糖値を正常化にしてくれる働きをします。
詳しくはカテキン参照。

【複合タンニン(0.4%)】……抗酸化、抗ガン、胃腸の保護作用

【カフェイン(3〜4%)】……疲労回復、覚醒作用などがあります。詳しくはカフェイン参照。

【フラボノール(0.6〜0.7%)】……血管壁を強化する作用や口臭予防になります。

【複合多糖(0.6%)】……血糖値を低下させる働きをします。

【ビタミンC (150〜250mg%)】……抗酸化作用や風邪を予防する効果があります。

【ビタミンB2 (1.4mg%)】……皮膚や粘膜の保護をします。

【テアニン(0.6〜2%)】……緑茶独特のうまみ成分です。血圧の降下を促進します。(鎮静効果)

【γ-アミノ酪酸(ギャバ)(0.1〜0.2%)】……血圧の降下や脳の代謝機能を促す効果があります。

【サポニン(0.1%)】……油を溶かしたり、コレステロールの採り過ぎを抑制する効果があります。

【香気成分(1〜2mg%)】……精神安定効果があります。(アロマセラピーの効果あり)

【食物繊維(ペクチン)(3〜6%)(可溶性)】……善玉菌を増やし、その活動を活発化させる働きがあります。

【ミネラル(3〜4%)】……虫歯予防、抗酸化など様々な効果があります。





カテキンカフェイン