人間には一人ひとり個性があります。 それと同じように温泉にも個性があり、 色、臭気、味、肌触りなど様々な面で違いがあります。 ここではさまざまな泉質について紹介しますので、 どの成分がどんな効能を果たすのかなどを覚えてください。 |
条件 | 特徴 | |
単純温泉 | ・泉温が25℃以上 ・温泉水1s中の含有成分が1000rに満たない |
・肌触りが柔らかい |
炭酸水素温泉 | ・温泉水1kg中の含有成分が1000r以上 ・主成分が炭酸水素イオンである |
・肌触りが良い |
二酸化炭素温泉 | ・温泉水1kg中に遊離炭酸を1000r以上含有する |
・入湯すると全身に炭酸の泡が付着する ・飲用すると爽やかなのど越しが楽しめる |
塩化物泉 | ・温泉水1s中の含有成分が1000r以上 ・主成分が塩素イオンである |
・飲用すると塩辛い |
硫酸塩泉 | ・温泉水1kg中の含有成分が1000r以上 ・主成分が硫酸イオンである |
・飲用すると特有の苦味が感じられる |
含鉄泉 | ・温泉水1kg中に総鉄イオンを20r以上含有する |
・空気に触れると次第に鉄の酸化が進み、赤褐色になる |
硫黄泉 | ・温泉水1kg中に総硫黄を2r以上含有する |
・日本で一番多い泉質である ・卵の腐った臭いがする |
酸性泉 | ・温泉水1kg中に水素イオンを1r以上含有する |
・微黄褐色で酸味がある |
含アルミニウム泉 | ・温泉水1kg中の含有成分が1000r以上 ・主成分がアルミニウムである |
・鉄や銅などの鉱物を含むため、空気に触れると茶褐色に変わる |
放射能泉 | ・温泉水1kg中にラドンを30(百億分の1キュリー)以上含有する | ・人に害のない放射能で湯治をする |