Marie Therese
(1778年12月19日 - 1851年10月19日)
マリー・テレーズはルイ16世とマリーアントワネットの第一番目の子供として生まれました。
12歳のときヴァレンヌ事件が起こり、13歳でタンプル塔に監禁されます。
14歳のときには父・ルイ16世と母・マリーアントワネットが処刑されました。
そして、弟のシャルル、伯母のエリザベスとも引き離され、テレーズは15歳のときダンブル塔で1人となります。
やっとダンブル塔から出られたのは16歳のとき。
実に、3年間をダンブル塔で過ごしたことになります。
そして、20歳のとき、従弟のアングレーム公と結婚。
しかし、結婚生活はうまくいかなかったようです。
35歳のとき、王政復古により、ようやくフランスに帰国。
ダンブル塔から出た16歳のとき、オーストリアに行った彼女にとって19年ぶりのフランスでした。
1824年、45歳のとき、夫・アングレーム公の父・アルトワ伯がシャルル10世として王位に付き、フランスの王太子妃となります。
しかし、テレーズ51歳のとき、七月革命により再び国外亡命をすることになってしまいました。
そして、72歳、マリー・テレーズは生涯を閉じました。